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龍と一緒に

夏の間に、映画「ゲド戦記」を観ました。
そして、映画を観たあとで原作を読み始めました。
物語を読むというのは久しぶりで、激しくのめり込むように読んでいます。
映画には描かれていない背景もわかりました。とにかくおもしろい!
そのせいか、トンビがタカに見えたり、灯りの灯る杖を持っていたり、
荒い海で船を漕いでいたり、龍を想ってみたり、の、日々を過ごしています。

さて、そんな空想たちを抱えたまま、魚沼まで20年ぶりの友人に会いに行きました。
20年ぶりの再会。 彼は、3児の父になっていました。
本人は変わったつもりらしいのですが、年を重ねたこと以外は、彼はなんにも変わっていませんでした。やあやあ、と話をしているあいだに、あっという間に20年という時間がなくなってしまいました。不思議なものです。
 
古木好き、寺・神社好き、彫刻好きな私は、 初めての土地は、まずはとにもかくにもお寺と神社。 連れていってもらったのは、 八海山尊神社、千手院、西福寺、永林寺。
すべての場所に、様々な龍がいました。 東洋の龍と西洋の竜は違うなぁ。
中国の龍と日本の龍も、少し違うんだなぁ、、と。

新潟と言えば彫刻、と言う思い込みが私にはあります。
柏崎にある日蓮宗・番神堂には、 脇野町の甚太郎、出雲崎の篤三郎、直江津の彫富の三彫師の彫刻が、 お堂のまわりにぐるりとお見事。 完成に7年もかけたとか。

私を彫刻好きに導いたのは、江戸時代初期の彫刻師の左 甚五郎。
日光東照宮 の眠り猫、秩父神社のつなぎの龍、 山梨の金桜神社の昇龍・降龍(大火で全焼のため、再復)などなど。
"左 甚五郎の作品と言われている" ものばかりで、 実はその存在すら定かでないらしいけれど、 眠り猫を見たときから、私のお寺や神社の彫刻好きは始まりました。

今回、私が観たのは、幕末の彫刻師、石川雲蝶の作品。
西福寺のお堂の中は、天井から何から作品たちが一面に!!
その技の素晴らしさとほんのり見える遊び心に、放心。。
龍も人も虎も波も、目の前で場面が起きているかのよう。。 

見事。

床の穴や節にも、ひょうたんや葉のかたちをした埋木があって、 廊下を見て歩くだけでもとても楽しかった。 古い友に感謝。また、会いに行きます。

西福寺 http://ww5.et.tiki.ne.jp/~hirasawa/
永林寺 http://www.eirinji.jp/uncho/ishikawauncho.html
石川雲蝶の作品たちを見られますよ。


次回に続きます。
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by yumeyaeikoalways | 2006-09-08 10:35 | おでかけ