ハイチの太鼓と踊り

夕べ、ハイチの太鼓と踊りのワークショップがありました。ハイチの伝統音楽バンド・"太陽の家族"を率いる溝口亮さんの太鼓のワーク、ダンサーの吹田美樹さんによる踊りのワークです。場所は山梨県高根町のクラインガルデン。

ハイチはアフリカから奴隷として連れてこられた人々によって建国されたので、ルーツはやはりアフリカにありました。ふたを開けるまでは、どんなものであるのかを誰も知らなかったのですが、それでも30人ほどが集いました。「要予約」と、チラシに書いてあってもちゃんと予約をした人はそのうちの3人・・。気を利かせて太鼓を何台か持ってきていた人が何人かいたので、太鼓の数は参加人数とぴったり。
さすが八ヶ岳。凸在れば、凹在り。^^




まず、太鼓。
基本的にはコンガを使うのですが、受ける側が太鼓を持参と言うことなのでみんなが持っているジャンベを使いました。
ハイチの太鼓は手だけで叩くものと、右手だけバチを使って叩くものがあります。ジャンベはバチで叩くことができないので、バチを使って叩く太鼓のパターンもジャンベ風にアレンジをして手だけで叩けるように教えていただきました。コンガの表面を指で滑らせて鳴らす「ドァゥン」と言う音だけは、ジャンベでは出すことができないので習うことができませんでした。ちぇっ。

基本的なリズムを3パターン教わり、それを使ってのアンサンブルは、普段のジャンベアンサンブルだけでは味わうことができないグルーブがあってとても気持ちよかったです。
けど、はじめから叩けてしまう私やパンちゃんには物足りなかったかも・・。

続いて踊りのワーク。
参加者は女の人ばかり、男の人は太鼓に夢中らしく(?)踊りの参加者は一人だけでした。
準備体操から始めて、体全部で踊っていきます。頭も胸も肩も、腰も足も指の先まで踊る!
殆どアフリカンダンスと変わりません。やや控えめ。全身を連動させてる動きが何とも美しい。普段あまり踊ることがない日本人の動きは、盆踊りっぽい。血なんでしょうかね??けど、踊るって、楽しくってしょーがない!断食してたこと忘れてました。

太鼓やダンスの楽しさとはかけ離れたハイチの現実があります。
コロンブスがこの地を発見する前にそこにいた先住民アラワク族は、スペインによる強制労働や伝染病で絶滅してしまい、フランス人のさとうきびプランテーションの発展とともに大量の黒人奴隷が移入。フランス革命の影響を受けて黒人奴隷たちの初めての黒人独立国家が誕生。しかし、その後も繰り返される侵略、内乱、悪政、貧困、飢餓・・。コロンブスがこの地を発見してから500年、独立してから200年、今もなお続く平和とは縁遠い国、ハイチ。先住民族アラワク族も他の部族と戦い、捉えた捕虜を奴隷としていた成層社会だったという。清浄な地になるよう祈ります。

そんな土地で育った音楽や踊りが、八ヶ岳では平和そのもので、最後にはリズムとダンスが一体となって、素敵な空間ができあがっていました。
こういう会が、定期的に持てると楽しいだろうなぁ・・。
企画、主催のてっちゃん、お疲れさまでした。
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by yumeyaeikoalways | 2005-09-10 19:48 | イベントなど  

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