9・19 さようなら原発5万人集会・武藤類子さんスピーチ

10年前に福島県の川内村で出会い、
今年の5月、47プロジェクトで福島に行ったときに再会した福島在住の武藤類子さん。
ヤッホーファーマーズ宅配を一番最初に始めた人でもあります。
類子さんは、9月19日の「さようなら原発 1000万人アクション」の5万人集会でスピーチをされました。福島からの生の声です。たくさんの人に届けたくて、文字におこしました。下記のUstreamにて、1h35min頃から。


◇◆◇2011.9.19 さようなら原発 5万人集会◇◆◇
   ◇廃炉アクション福島原発 武藤類子さんスピーチ◇


福島の皆さん、どうぞ一緒に立ち上がってください。

皆さんこんにちは。福島から参りました。
今日は福島県内から、それから避難先から、何台もバスを連ねてたくさんの仲間と一緒にやって参りました。はじめて集会やデモに参加する人もたくさんいます。それでも、「福島原発で起きた悲しみを伝えよう」「私たちこそが原発はいらないの声を上げよう」と、声を掛け合い、誘い合ってやってきました。

はじめに、申し上げたいことがあります。
3.11からの大変な毎日を、いのちを守るためにあらゆることに取り組んできたみなさん、ひとりひとりに、ひとりひとりを深く尊敬いたします。それから、福島県民に暖かい手を差し伸べ、繋がり、様々な支援をしてくださった方々にお礼を申し上げます。ありがとうございます。そして、この事故によって大きな荷物を背負わせることになってしまった子どもたち、若い人々にこのような現実を創ってしまった世代として心から謝りたいと思います。本当にごめんなさい。

さて、みなさん、福島はとても美しいところです。
東に紺碧の太平洋を臨む浜通り、桃、梨、りんごと果物の宝庫の中通り、猪苗代湖と磐梯山の周りに黄金色の稲穂が垂れる会津平野、その向こうを深い山々が縁取っています。山は青く、水は清らかな私たちのふるさとです。

3.11原発事故を境いに、その風景に目には見えない放射能が降り注ぎ、
私たちはヒバクシャとなりました。大混乱の中で私たちには様々なことが起こりました。
素早く張り巡らされた「安全キャンペーン」と不安の狭間で、引き裂かれていく人と人との繋がり・・、地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人が悩み、悲しんだことでしょう。

毎日毎日、否応なく迫られる決断、「逃げる・逃げない」、「食べる・食べない」、「子どもにマスクをさせる・させない」、「洗濯物を外に干す・干さない」、「畑を耕す・耕さない」、「何かに物申す・黙る」・・、様々な苦渋の選択がありました。

そして、今、半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、
「事実は隠されるのだ」「国は国民を守らないのだ」「事故はいまだに終わらないのだ」
「福島県民は核の実験材料にされるのだ」「莫大な放射能のゴミは残るのだ」
「大きな犠牲の上になお原発を推進しようとする勢力があるのだ」「私たちは捨てられたのだ!」。

私たちは、疲れとやりきれない悲しみに深いため息をつきます。
でも、口をついてくる言葉は、
「私たちを馬鹿にするな」「私たちの生命を奪うな」、です。

福島県民は、今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
子どもたちを守ろうと、母親が、父親が、おじいちゃんが、おばあちゃんが。
自分たちの未来を奪われまいと若い世代が。大量の被曝にさらされながら事故処理に携わる原発従事者を助けようと労働者たちが。土地を汚された絶望の中から農民が。放射能による新たな差別と分断を産むまいと障害を持った人々が。一人一人の市民が、国と東電の責任を問い続けています。
そして、「原発はもういらない!」と声を上げています。
私たちは、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。

私たち福島県民は、故郷を離れる者も、福島の地に留まり生きる者も、苦悩と責任と希望を分かち合い支えあって生きて行こうと思っています。私たちと繋がってください。私たちが起こしているアクションに注目をしてください。政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発・放射能についての学び、そして、どこにでも出かけ福島を語ります。今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。私たちを助けてください。どうか福島を忘れないでください。

もうひとつお話したいことがあります。
それは、私たち自身の生き方、暮らし方です。

私たちは、何気なく差し込むコンセントの向こう側を想像しなければなりません。
便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っていることに思いを馳せなければなりません。原発はその向こうにあるのです。人類は地球に生きるただ一種類の生き物に過ぎません。自らの種族の未来を奪う生き物がほかにいるでしょうか?私はこの地球という美しい星と調和したまっとうな生き物として生きたいです。ささやかでもエネルギーを大事に使い、工夫に満ちた豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。

「どうしたら、原発と対極にある新しい世界を創っていけるのか?」
誰にも明確な答えはわかりません。できることは、誰かが決めたことに従うのではなく、一人一人が、本当に、本当に、本気で自分の頭で考え、確かに目を見開き、自分にできることを決断し行動することだと思うのです。ひとりひとりにその力があることを思い出しましょう。私たちは誰でも変わる勇気を持っています。奪われてきた自信(自身)を取り戻しましょう。

原発をなお進めようとする力が垂直にそびえる壁ならば、限りなく横に広がりつながり続けていくことが私たちの力です。たった今、隣にいる人とそっと手をつないでみてください。見つめ合い、お互いのつらさを聴き合いましょう。涙と怒りを赦し合いましょう。今、繋いでいるその手のぬくもりを、日本中に、世界中に広げていきましょう。

私たち一人一人の背負っていかなければならない荷物が途方もなく重く、道のりがどんなに過酷であっても、目を逸らさずに支え合い、軽やかに朗らかに生き延びていきましょう。

ありがとうございました。

2011.9.19 さよなら原発 5万人集会 

Video streaming by Ustream
※↑23:36オープニング 寿ライブ


こちらはYoutube、類子さんは36min頃~。


デモの様子、フランスで取り上げられました。
Fukushima : grande manifestation antinucléaire à Tokyo pour dire "Plus jamais ça !"



ふくしま疎開裁判


「福島原発事故と私。そして、日本のこれから…」自由の森学園の高校生
ある高校生の葛藤

関係ないようで、関係あるようで。
・映画『ZERO:9/11の虚構』

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          ◇愉氣の会@八ヶ岳のお知らせ◇
           -放射能に負けないからだを育てていこう-
半年経った今も原発事故は収束せず、
放射能と共に生きなくてはならなくなってしまいました。
自分自身で放射能の害に対応できることがあったならば、不安は不安としてあったとしても、きっと必要以上に不安にならずに済むんだろうと思います。

静岡県富士市で野口整体の塾(楽々塾)を開いているアキラさんに、八ヶ岳の仲間たちと月1回整体の勉強会「愉氣の会」を開いてもらっています。5月に続き再び八ヶ岳にアキラ先生をお呼びして愉氣の会を開催します。自分や身の回りにいる人にやってあげられること、誰にでも、どこにいてもできる「愉氣」を一緒に学んで身に着けていきましょう!

『6月に、福島市に住む6~16歳10人全員の尿から放射性セシウムが検出されたと、福島の市民団体から発表がありました。「やはり・・」というショッキングなニュースであったと同時に、一方で「そうやって排出されるんだ」ということが分かったニュースでもあったと思います。科学的事実が示すように、私たちの体はすべてのものが絶えず新陳代謝して入れ替わり続け、1年ほど経てば、分子レベルではすっかり入れ替わってしまいます。私たちの体は、実はそのようにして入れ替わり続ける「流れそのもの」だと言っていいでしょう。内部被曝が避けがたいものだとするならば、一番必要とされるのは、この「流れ」があくまでもスムーズに流れ続け、排出されるべきは排出されていくということではないでしょうか。野口整体的な観点と智恵と方法で、体の抵抗力、自己修復力、排泄の力、新陳代謝の働きなどなどが、十二分に発揮されていく体(からだ)育てをしていくこと、いのちの力を育てていくこと、それがこれからの時代を生きていく一番の基礎になるに違いありません。 -棟居 アキラ』

10月11日(火)12時~ 
(愉氣の会は15時半頃終了予定、そのあと希望者に個人指導)
高根町農村環境センター 和室大会議室 (北杜市役所・高根町支所となり)
受講料 3000円(うち、1000円分を福島市民放射能測定所に寄付します)
個人指導 3000円(体を診てもらい、必要に応じて指導。要予約)

問い合わせ&個人指導予約:あしたへつづくみちネットワーク mail@yumeyaeiko.net

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◇チェルノブイリハート上映会◇
とき:2011年10月8日(土)13時~ 15時~
会場:山梨県北杜市長坂町小荒間292-1 三分一湧水館 TEL0551-32-0058
大人 1000円 18歳未満無料
主催:あしたへつづくみちネットワーク mail@yumeyaeiko.net

※一部終了後、30分ぐらいシェアする時間を持ちたいと思います! 自由参加です!
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by yumeyaeikoalways | 2011-09-20 05:00  

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