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春のうららさん死去

詳細は確認中ですが、
那須在住の画家・春のうららさんが亡くなりました。
あーーー、なんでこう次々にーーーーー!!!悲しい!!
<写真左・春のうらら>
春のうららさん死去_e0016150_348361.jpg

うららさんは那須にひとりで暮らしていたので、
地震、大丈夫だったんだろうか?と思い、来週、那須まで様子を見に行こうと思った矢先。。


最後に会ったのは一昨年の9月。すこし早めのうららさんの誕生日のお祝いに行き、
囲炉裏で魚を焼きつつ、朝まで飲み倒しました。

「えーこ!お前は大丈夫だからな!」と、何百回も言っていた。
うららさんが暮らすところも、私が暮らすところも、標高1000mなので、
あちこちの標高1000mに暮らす人が集う、「標高1000mサミットをしよう!」と何百回も言っていた。


うららさんは、若い頃、お金のないお客さんは全員無料で、
お金を持ってる人が何か買ってきて振舞うという、へんてこなシステムの飲み屋さんを経営してたそうですが、うららさん主催の那須の夏至祭は、近所の賛同・協賛者からお金を集め、参加する人は全員無料というシステムだったから、その考え方は、うららさんの生き方の核だったんだろうと思う。


持つ人が惜しみなく振る舞い、持たない人と分かち合う。世の中がそんなシステムだったら、「きっとみんな働かなくなる」と考える人もおおいと思うけれど、実際の那須の夏至祭は、お祭りが始まる前に参加者が会場の草刈やら賄いやらなんやらを自主的にやるし、みんながいろんなものを差し入れとして持ってくる。
(お酒が多かったみたい^^)


みんながみんな自分にできること・したいことをちょっとずつ持ち寄れば、社会なんて成り立つ。喜びや悲しみを本気で分かち合える仲間がいれば、自分が本当にやりたいことを気持ちよく一生懸命にやれる。何にもできないときは何にもできなくたっていい。動きたくなるまで、動きたくなるまで待てばいい。それでいいのだ。


ヤポネシアを本気で考えていた人。
きっときっと、これからきっと。


今回の大震災には遭わず、何故か福岡にいたようです。
詳細はわからず、お風呂で溺死と言うことしかわからない。
どなたかご存知の方がいたら、ご一報ください。

うららさん、私は、大丈夫です。
うららさんに出会えたことに感謝します。

ご冥福をお祈りします。

by yumeyaeikoalways | 2011-03-22 02:56  

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