神実

ずいぶん前のことですが、
友人夫妻ところに赤ちゃんが生まれたので、おめでとうの気持ちをぶら下げて会いに行った。


その赤ちゃんはなんだかお地蔵さんみたいな顔で、
その顔をずっと眺めていたら、私は何故か
すべてを許されているような気持ちになって、心の底からホッと安心してしまった。
その子の名前は、「喜土」と書いて、「よしと」。(お父さんとお母さんは、自然農のお百姓さん。)


「生まれてきてくれて ありがとう♪」と言った私に、その赤ちゃんは全身で笑ってくれた。
「生まれてきて嬉しい!」って、赤ちゃんからの言葉でない言葉が、聞こえた気がした。


かつて私も赤ちゃんだったし、この文章を読んでるあなたもかつては赤ちゃんだった。
あの人もこの人も、みんな赤ちゃんだったのね~と想うと、なんか笑っちゃうの。
へんくつなじーさんも、いぢわるばーさんも、とんがってるおねえちゃんも、
昔は赤ちゃんだったくっせに~♪と想うと、ほほえましいのさ♪(^^)
みんなみんな、「愛」から生まれた赤ちゃん。だから、みんな、何年経っても、今も、「愛」だ。
どんなことをしてても、自分で自分のことを好きになれなくてもそれはちっともかわらない。


喜土と初めて出会った日の真夜中のこと。
布団の綿になってしまったぐらいにぐっすりと眠っていたのに、
「歌ができるー!」と何かが騒ぎ、叩き起こされたかのように起き上がって、
ぼーっとしながらギターを持ったら「神実」という歌ができた。
神の実りと書いて、しんじつという歌。


ところが、
その頃は、ギターを始めてまだ2年も経ってない頃で、
一番最初は魔法みたいに弾けたのに、二度目以降は難しすぎて、とてもぢゃないけど弾けない。
自分で作った曲なのに自分で弾けない。(・・、)
曲も歌もできたのに、完成しているのに、もう弾けない。


あんまりにも四苦八苦している私を見ていた友人たちは、
「もっと簡単にすればー?」と言ってたけれど、- それじゃなくちゃダメ - だった。
(それに、編曲する能力(技術)がなかった。今でもないが。^^;)

まるで修行のように、「神実」のギターばかりを繰り返して練習した。
「そこ」にあるのに届かない、音が鳴ってるのに弾けない、何度やっても弾けない。
どう練習したらいいのかわからなくて、人の家にあったギター教則本を広げてみたけど、
何が書いてあるのかがわからなかった(今でもわからないが)ので、何の役にも立たなかった。
「そこ」にある音を手繰って行くしかなかったし、何度も繰り返して弾くしかなかった。


たま~にライブでも歌ったりしたけれど、気が漲ってるとき以外は、
ギターが必死すぎてしまう分、歌がなんだかわからなくなってしまうので、ずっと放って置いた。
でも、最近、だいぶ良い感じで楽に弾けるようになってきた。うん、進歩進歩♪
余裕を持って歌えるようになってきたのが、とっても嬉しい。


いろんなことで凹んだり悩んだり苦しんだりって、
生きてる限り、あたりまえにつきまとうものなのかも知れないけれど、
「わたしは、神の実り。」
そんなふうに想えたら、余裕を持って凹めるのかもしれないね。(^^)
これからたくさんの場所で「神実」を歌おうと想いまーす。聴きに来てね!


10月10日(日)13:00~16:00
山梨県北杜市長坂町・春の陽農園 収穫祭

10月31日(日)18:30~
東京都国分寺市・国分寺Club ONE


ありがとう
あいしてる
だいじょうぶ

やさしいきもち
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by yumeyaeikoalways | 2010-10-04 01:17 | うた  

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