心をもって命にかえろうウォーク

2002年に水の道を共に歩いた、
長野県高遠に暮らしている石釜パン屋・野良屋の夫妻が、
今、高遠から東京に向けて歩いています。「心をもって命にかえろうウォーク」です。現在は、相模湖あたりです。


環境ジャーナリストの加藤やすこさんが、建設ジャーナルに載せた文章を抜粋します。


「長野県高遠町に住む塩田永さん一家(野良屋)は、1999年に自宅から250m先にNTTドコモの携帯電話基地局が立ってから、家族全員が体調を崩すようになりました。2004年に電磁波の少ない環境を見つけて山奥へ移り住みましたが、今年5月、この地域にNTTドコモの基地局建設が浮上しました。塩田さんは安全な食材を使った天然酵母パンを17年前から作ってきましたが、最近、新しい住居にも(以前のように)石釜を手作りしてようやく生活が安定して来た矢先でした。


塩田永さんは、自宅から500m以内を圏外にすることを求める要請文と賛同署名1543筆を集め、娘の実杜ちゃんも自宅から500mを圏外にすること、通学路に基地局を立てないことを求める要請文を書き、一週間で817通の署名が集まりました。実杜ちゃんは「前に住んでいた家のそばに基地局が立ってから、体にも異常が出始め、お母さんは流産してしまいました。私はお腹の中がかゆくて、拳で叩きながら泣き叫ぶことがたびたびありました。お父さんは月に何回か眼痛、頭痛、嘔吐などで寝込んでしまいました。楽しみにしていた修学旅行も東京タワーになってしまい、参加できなくなりました。私は電磁波で体調を崩すので通学路のそばにケー対基地局が建つことがとても不安です。」と要請文に記し、子供の保護や生存の保障をうたった「子供の権利条約」を引用して訴えました。


これらの要請文は、7月5日にNTTドコモ本社へ提出されました。一週間後、NTTドコモから連絡が届き、「予定通り着工します、安全確保のため着工日は教えることはできない。」と言われたそうです。ドコモグループのコンプライアンスでは、「あらゆる法規とその精神を遵守し、高い倫理観を持って行動します」とあります。法律では基地局の建設に問題がないとしても、生活と健康を脅かされる人がいるなら倫理上の問題があり、自社のコンプライアンス指針に抵触するのではないでしょうか。


塩田さんが住む地区では、携帯基地局の建設を要望する声もありますが、建設予定地に決まった集落では、約七割の住民が予定見直しを求める署名を同社に提出していると塩田さんは言います。伊那市総務課は、「法的に問題なければ、住民合意形成の中で事業者との話し合いになる」といいます。「市としては、反対の方がいるから(建設を)やめてくださいとか、賛成の人がいるから(基地局を)建ててくださいとかは言えない」ということです。


総務省は2011年までに携帯電話や地デジの電波が届かない地域をゼロにしようとしており、国や自治体が補助金を出す「携帯電話等エリア整備事業」では、今年度だけで65億8200万円の予算が組まれています。この事業では100世帯未満の地域で基地局を設置する場合、国が2/3、都道府県が2/15、市町村が1/5を負担します。伊那市によると、ドコモ基地局の場合は、補助金は利用していないそうです。


電磁波過敏症の人にとって、電磁波の少ない地域の確保は生命と健康にかかわります。(電磁波が少ない今の)塩田さんの家では、電磁波過敏症になって他では働けなくなった32歳の女性が(野良屋の)仕事を手伝っています。このままでは電磁波過敏症の人が生きる場所がどんどん奪われて行きます。電磁波過敏症の人のためにも、子供たちのためにも、安全な環境を確保したいものです。」

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野良屋夫妻は、「携帯電話反対!」と叫んで歩いているわけではないです。
私には言葉にできないぐらいに深い想いを胸に灯しながら、自分たちや子どもたちの生命を守ってくださいと、謙虚な姿勢で歩いています。あの人たちは「愛」でできているから、NTTドコモが基地局を建設する日を教えられないような「安全確保」などの必要はまったくないのに。。


アレルギーを持ってる人なら、すっと理解できることじゃないかな。
蕎麦アレルギーとか、たまごアレルギーとか、狡猾類アレルギーとか、柑橘系アレルギーとか、猫アレルギーとか、いろいろあるけれど。ちなみに私は、金属アレルギーがあるようで、純金以外の指輪や時計をつけると発疹ができてかゆみがとまらなくなります。アレルギーも、ひどい症状では呼吸困難になったりする人もいるようです。


猫アレルギーなら、猫を飼っている人の家にいかないとか、家では飼わないとかすればいいし、食べ物のアレルギーなら、それを食べなければ症状はでないわけですし、私は指輪や時計を身につけなければ済むわけだけど、電磁波って眼には見えないから、認めるのも、避けるのもすごく困難なこと・・。


現在はほとんどの人が携帯電話を持っているから、きっと誰もが「便利さ」を選んでしまうし、自分や自分の最も身近な人が「電磁波の影響」を感じなければ、電磁波のことなんて考えもしないんじゃないかなと思う。電磁波で苦しんでいる人たちがいるってことも気がつけないし、知らないんじゃないかなと思う。


私は、野良屋が電磁波で苦しんでいることをずっと前から知っている。それでも、公衆電話がほんとに少なくなって、出先での連絡がとても不便になって、2年前に携帯電話を持つようになった。私の機種と住んでいる場所ではずっと圏外だから、ぜんぜん役に立っていないんだけれど、それでもやっぱり持っている。持っているからこそ、このことは、かなり悩ましいし、しっかり考えたほうがいいことだと思う。


猫を飼うのが正しい普通の日本人で、アレルギーがあるのはおかしい?
蕎麦を食べるのが正しい普通の日本人で、蕎麦を食べられないのはおかしい?
そんなことない、ダメなものはダメ、合わないものは合わないのだもの。


だから、日本の中に、携帯電話の電波が届かない場所があっていいと思う。
そして、もしかしたら「過敏症」でない人にも何らかの影響があるかも知れないことを、頭に入れておいた方がいいのかも知れないと思う。使うときだけ電源を入れるとか、ね。些細なことでもできることはたくさんあるはず。


体調が崩れることを覚悟した上で、あえて電磁波であふれている街なかへ歩みを進めている野良屋夫妻。その想いの中心にある祈りが、天地のすべてに届きますよう。高遠の野良屋の近くに基地局が建つことを見直してもらえますよう。


☆署名用紙 (まだ集めてます!ダウンロードしてドコモ本社に郵送できます)
大人バージョン


みとちゃんバージョン(中2の娘さんがつくりました)
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by yumeyaeikoalways | 2010-08-18 14:10 | PEACE!  

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